木枯らし吹きすさび、
風林火山も川中島の決戦が近づいて参りましたが皆さんお元気ですか?
夜分遅くに恐縮です店主です。

器屋とはまったく関係ありませんが、
皆さんあまりにも頑張っていたので。
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干瓢シリーズ
デッドストックの漆器が多く並ぶ
【昭和の漆器】掘り出し市がはじまって
今日で5日目。
漆器に囲まれた空間も悪くないなと
思う店主です。

今回店に並ぶものは未使用の塗り物とはいえ、
40年前に作られたものだけあって、
形や意匠に当時の時代を感じさせるモノが
多くあります。今の時代に合ったニーズ
や流行とは関係なく、昭和の良き時代を
振り返る意味でも、こういった「時代」を
感じるものに触れることは大変意味深い
ものです。
”使う”中で実感できればそれはなおさらです。
今回めずらしいモノから王道的なもの、
また骨董品にいたるまで多数並んでおります。
後日HPにてご紹介したいと思います。
次に今週月曜日に埼玉県北浦和にオープンした手打ちうどん【一兆】さんのご紹介。
器や料理道具などをNUSHISAで取り揃えていただいたのに加え、部分的に店舗の企画、デザイン、施工をさせていただきました。オーナーの河原さんは34才の男性で、埼玉県の熊谷でうどんの修行をされました。うどんの産地は稲庭、讃岐、水沢など日本全国にあり、埼玉の熊谷や加須もその一つ。通称「武蔵野うどん」とも言い今なお多くの家庭でうどんを打つ習慣が残っています。河原さんの言葉で印象深かったのは、

「うどんを打つ自分たちは、料理人じゃなくて職人だと思う。自分は生涯現役でいたい」

という言葉でした。
うどん職人は毎日うどんを打つせいか、どうしても職業病として腰痛やヘルニアを抱えている人が多いそうです。体の腰の弱い人は、やはり腰の弱いうどんしか打てないようで、河原さんはうどんを食べれば、打った人がどんな人か、体系や年齢までもなんとなく分かるとおっしゃっていました。ですから自身の腰や体調管理には余念がない。徹底したその体作りがハンパじゃないです。(ムキムキ)
「イチローや中田がすごいのは怪我にも強いことだ」とも言っていた。
これらの言葉から、
「うどんで勝負する」 「美味しいうどんを打ち続ける」
といった決意みたいなものを私は強く感じます。
自分は河原さんのうどんを何度もいただきましたが納得です。
【一兆】についてもこれまた改めてご紹介させていただきます。

下右の写真は、新築でご自宅を建てられたお客様からオーダーで作ったダイニングテーブルです。天板と脚だけといういたってシンプルな形状。しかしその分脚の姿、開き、位置、バランス等が全て強度と構造に関わってくる頭を使う仕事でもありました。いつもお世話になっている木工所の諸先輩方からの知恵もいただき形にすることができました。感謝&満足。何よりお客様が喜んでくれたことが嬉しい。

この一ヶ月はオーバーワークで正直きつかったけど、充実感がありました。
お店で皆様にお会いするときは、目の下のクマがとれてるよう十分睡眠をとっていきたいと思います。
来週日曜は「風林火山」最終回だから、ちゃんと7時に閉店させていただきます。

店主でした。
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わたし製作の看板。店名の書も書かせていただきました
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材質:ホワイトアッシュ 場所:O宅
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尺二黒会席膳・干瓢香合・鉄砂一文字煎餅皿(おおむら美土里)・カップ(ヴラディミールグロフ)・桜箸置き(工房イサド)
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干瓢盆(小)・POKOPOKO冷酒揃(おおむら美土里)
漆器の一番の保存方法、それは「使う」ことです。
漆器にもいろいろあって普段使いに使うものや、
年に一度特別なときに使うもの、用途も様々、楽しみ方もさまざまです。
ただ一様にいえることは、
塗料としての「漆」は使うことによってどんどん変化していくということです。
使えば使うほど艶は増していき、色は深く、手に取った感触もまろやかでしっとりしてきます。
私が10年前からほぼ毎朝お味噌汁で使用する黒い汁椀なんて、今では絶妙な色艶です。

従来の使い方は日本の伝統や文化に基づいた真の姿であるためできれば理解をしたうえで、
新たな使い方、自分のいまの暮らし、スタイルに合った使い方も
探っていくのも実に楽しい作業です。
伝統から入ろうが自分流から入ろうが、最終的に本質の魅力にたどり着けば
順番なんてどっちでもよいのかもしれません。

漆器と共にある素晴らしい文化を我々はせっかく持っているんだから、
そして創る人達もいるわけなんだから、
ぜひ日本人の自由な発想で漆器の新たな魅力を引き出してもらえたらなと思います。

店主
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漆器展の最中ではありますがお休みをいただきひとりプラプラしてきました。
気温が低いうえ風も強くじっとしてると底冷えする寒い一日ではありましたが、
陽射しがあったので冬らしい気持ち良い一日でした。

まずは21_21DESIGN SIGHTで開催されている水をテーマにした企画展【water.】
身近で当り前なものでありながらとんでもなく貴重で広く深い水。
水を通して見えるものをデザインの観点から探っていこうというがコンセプト。

「理解」を深める方法には二つの手法があり、
一つは「深刻さ」や「問題」を取り上げるネガティブなアプローチ。
もう一つは「発見」や「可能性」などのポジティブなアプローチ。
これらをデザインはコントロールできるということがよくわかった。


あと【六本木クロッシング】【ティファニー展】
宇川直宏氏のハリケーン体験できたし
輝きの世界に触れ優雅な気分になれたし
カフェいけたし「風林火山」で一日締めくくれたし。
有意義な休日を過ごすことができました(工房イサドさんの展示が間に合わなかった)。

店主
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手前から 沈金菊紋 吸物椀 黒 ・蒔絵 むすび 吸物椀 黒
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朱淵金 単盃
吸物椀:お正月はお雑煮に、普段はティータイムのデザート入れに。
単盃  :祝いの宴では酒入れに、普段は盛り皿に。
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朱 ・ 黒 枝梅
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朱 布袋型 三段重 ・ 黒 花丸 二段重
お正月におせち料理を盛り付ける器として使われてきた重箱。
意外とそのルーツやおもてなし、盛り付け方法までを知らない方は多いようです。
現在発売中の「婦人画報 1月号」では、おせちにまつわる為になる様々なお話しが、
素敵な写真と共にのっています。
おいしく見える詰め方の紹介なんかは、いますぐ実践できそうです。
今年のお正月が楽しみになってきました。

店主
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今年のお正月は、これで決めました。

店主
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【昭和の漆器】掘り出し市も残すところあと1日となってまいりました。
皆さん、お正月道具の準備はできましたか?
重箱、お膳、お椀、屠蘇器、取皿、銘々皿など、
多種多様に揃えておりますよ。

「今年こそいい器で」
「日本の正月を満喫しよう」

とお思いの方
明日まで漆器展開催しておりますので
ぜひ足をお運びください。

今日はお昼、私が通うお教室の皆様と
市内にある日本料理店【風彩】に行ってまいりました。
相変わらず手のこんだ丁寧な料理、
素材を活かした上品な味つけ、
とても美味しかったです。

店主