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少し前金沢に行ってきました。本州の中心に位置しながら、京でもない江戸でもない特有の文化が今も残る金沢は、たいへん好きな町のひとつです。石川県には海や山の豊かな自然と、誇り高き多くの文化があります。以前読んだ中島誠之助の「やきものを楽しむ」という週刊誌の中に「加賀にはかつて「財産三分法」という諭告なるものがあった」と書かれてありました。それは前田家が領民たちに対し財産を「土地」「資金」そして「書画骨董」の三つに分けるようにさとしたもので、よって加賀の人たちは茶道具や古美術品に造詣の深い方が多く、市井のどんな横丁にでも古九谷や加賀蒔絵の優れたものがあるのだ、との話をされていました。北陸を訪れるといろんな場面でその言葉が想い出されます。

今回旅をした一番の目的は、金沢より南にある能美市(旧寺井村)に長く窯をかまえる九谷焼の窯元「上出長右衛門窯」に行くこと。生地から絵付けまで制作の全てを一貫して自窯でおこない、先人の伝統を今に受け継ぐ窯元です。九谷で採れた美しい磁土に、九谷五彩と呼ばれる鮮やかな青・黄・紺・紫・赤の5色、そして深い呉須(藍色)が絵付けされており、見ているだけでも華やかな気分にさせてくれます。NUSHISAではお客様にお出しするお茶の湯呑に使用していて、品格あり遊び心あり可愛さありでとても好評です。
そんな「上出長右衛門窯」に上出惠悟という面白い人がいます。彼は6代目を継承予定の現在27歳の男性。東京の大学を卒業後、実家の家業を勤しみつつ、伝統の枠を飛び越えた作品で世間をあっと言わせています。近年ではスポーツブランド「プーマ」、アーティスト「MARUKAWA」氏と共同開発した九谷焼マウンテンバイクや、ロボットデザイナー松井龍哉個展に使用した食器制作、祥瑞ドクロ型キャンディー入れ、本物よりリアルな「甘蕉(バナナ)」、「牛乳ビン」「蛍光灯」などを驚きのオール九谷焼で制作しています。今まで九谷焼や伝統工芸に触れてこなかった人達に対し新しいすてきな「出会い」を与えてくれます。「九谷焼」あるいは「伝統工芸」側からこちらに歩み寄ってきてくれる彼の活動は、とても優しい活動だと私は思います。

いま日本各地で伝統産業の火が絶えようとしています。「伝統」とは残ったものが「伝統」という考えもあるが自分はそうは思いたくない。勝手に残るものもあるかもしれないが、かつて一生懸命に継承してきた人たちがいたかもしれなくて、また今いることも忘れてはいけないと思う。

まっとうな「九谷焼」らしさを遊び心をもって次に繋げる上出氏みたいな人には本当に頑張ってほしいと思います。

上出氏曰く「人を驚かすのは簡単。普通のものを作るのが一番難しい」

上出君!がんばって!!

店主
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飯田屋サドル
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キャンディーいれてね
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すてきです
半袖でもちょうど良いくらい晴れてくれた一日。皆さんなにしてました?

秋の企画展「秋のお3時」が本日よりはじまりました。
「お3時」をテーマに、コーヒーカップ・ポット・お皿など、
みんなのお3時をわくわくさせてくれるアイテムが勢揃いです。
コーヒー豆とミルクティーの茶葉だってありますし、
飲めるスペースだってあるんですから。
我々お3時隊が自信の笑顔でお待ち申し上げます。

店主
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秋谷茂郎
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伊藤剛俊
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大沼道行
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岡本芳久
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加藤仁志
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笠原良子
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庄司千晶
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前田育子
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渡辺キエ
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コーヒー好きの皆さまお待たせいたしましたー!     
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白の表情さまざま。                              (写真上から2段め・左上より時計回りで)秋谷茂郎さん、伊藤剛俊さん、渡辺キエさん、岡本芳久さんの作品。 (同じく3段め、左上より時計回りで)前田育子さん、大沼道行さん、笠原良子さん、庄司千晶さんの作品。ここでは白のテクスチャーを特集してみました・・・加藤仁志さんの作品はルリ釉リム皿(1段めの写真手前)をご参照ください!
久々の投稿。yuza です。

空が随分高くなりました。
朝起きてあたたかい飲みものが美味しく感じる季節になりましたね。

16日より始まりましたコーヒーまわりのうつわ展。
オーガニックコーヒー豆、秋らしいフレバーティーの茶葉、こだわりのパン、
そしていつもより少し広くなったカフェスペースで皆さまをお迎えしています!

ご参加いただいている9人の作家さんには、それぞれとても魅力的で個性的あふれる作品をつくっていただきました。
いつになく店内もにぎやかで楽しい雰囲気です♪
作家の皆さまにはこの場を借りて改めてお礼申し上げます。

さて、今回バラエティーに富んだ作品の中から、白いうつわのさまざまなテクスチャーを集めてみました。

粉引の白、土ものの釉薬の白、磁器の白、白の中のさまざまな色調、光沢、手触り、そしてその質感を最大限に活かしたデザイン。
それぞれの作品が完成するまでの作家さんの試行錯誤や、イメージされてきた世界を想うと、その仕事の奥深さに頭が下がります。。

たくさんの作家さんの作品が揃う展覧会ならではの楽しみ方。
是非この機会に、じっくりお手にとってお気に入りの1点を探してみませんか?
札幌・珈和堂さんのコーヒーも大変好評です!☆会期中企画展作家のうつわをご購入いただいた方にこちらのコーヒーをサービス中☆

皆さまのご来店お待ちしております~。
「お3時展」がはじまって8日が経つというのに
日記の更新ができていなかった店主。
あー皆さんすみません。これから怒涛のごとく更新しますね。
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笠原良子「地釉点文コーヒー碗皿」:見えますでしょうか、丸の中にはかすかなピンクがぽろんと。珈琲と合わないわけがありません。
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大沼道行「黒ドットデミタスc/s」:どこへ置いても目に飛び込んでくるパキッとした艶ありの黒は珈琲のおいしい色にも負けません。
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秋谷茂郎「粉引マグカップ」:隣にめがねを置かなくてもしっとりしたやさしい白と質感は十分わかっていただけるはず。お3時にほっとされたいという方にはぜひおすすめです。
つづく

店主
「秋のお3時」展9日目。
晴れとの予報でしたがそうでもなかったです。
もっと晴れなきゃだめだよー。

さーさーご紹介しますよ。
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前田育子「染付けc/s」:カップの中心に描かれたゆらゆらした青い線。珈琲と青い線、ん~これは何かありそうだ。
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伊藤剛俊「珈琲c/s」:珈琲をいただく時間そのものを華やかにしてくれる伊藤さんのc/s。ソーサーに独特の彫刻が施されています。
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岡本芳久「柿釉赤絵マグカップ」:益子の伝統的な釉薬にポップな要素が加わりました。どちらもおいしそうな色だと思いません?
店主
本日2回目の更新。
どんどんいくわよー。
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渡辺キエ「鉄線マグカップ」:熱烈な阪神ファンのキエさん。そんなキエさんのすかっとしたカップがあなたの珈琲を程よく温めてくれます。
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庄司千晶「チェックマグ」:あわ~い窓のたくさん付いた庄司さんのマグカップ。私だったら昼下がり、静かに飲みたいカップです。
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加藤仁志「ルリ釉リム皿」:とにかくふかーいルリ色がいいんです。お菓子もお料理も、お皿にのせたものが浮び上がってくるようです。
店主
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珈和堂さんのオーガニックコーヒー  ◎オーガニック・NUSHISAブレンド(ブルーマウンテンがルーツの「アンデスマウンテン」+「キューバ」のブレンド。芳醇なアロマとやわらかくすっきりした味わいが大好評!)  ◎サルバドル(エルサルバドルの有機土壌&温泉水で栽培。香り高く程よいコクがあります)   ◎モカフレンチ(酸味のないまろやかなコクと独特のモカフレーバー。カフェオレにもおススメです。)
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pain de mushamusha さんのパンはいつも大人気!!あと少しで完売です・・・。
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葉のしずくさんの茶葉は金色のパッケージ。
秋のお3時展、11日めです。

今回はうつわとともに販売中のオーガニックコーヒー(札幌・珈和堂さん)のご紹介です!

「有機栽培」というと、野菜でも味が濃くて甘みがあって・・・そんなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、コーヒー豆もまたしかり。
例えば一般的には酸味が特徴と言われる「モカ」も、有機豆では随分違った味わいになるようです。コーヒーなので「甘み」を感じるのは難しいかもしれませんが、酸味のない柔らかい風味としっかりとしたモカフレーバー、まったりとしたコクはなかなか印象的です。
それぞれの豆の特徴をよりはっきり感じていただくことができるのもオーガニックコーヒーの魅力ですが、生産者との共生、食の安全というテーマにおいても時世に合ったコーヒーだといえそうですよ。

※世界45ヶ国、約2500万人のコーヒー生豆生産者は、コーヒーの低品質・大増産によって過去30数年で最悪の経済的崩壊と苦難に直面しています。
このような状況の中で、付加価値の高い有機コーヒーなどの利益が学校や病院など地域全体の生活基盤の向上に寄与しています。
 →【珈和堂HPより】

とはいっても、美味しいコーヒーを追求したらオーガニックに行きついた。焙煎士として30年のキャリアを持つ珈和堂さんのシンプルなコーヒー哲学は何より説得力あります。店内でもオーダーいただけますので是非この機会にお試しください!

そして、吉川・葉のしずくさんの秋のおすすめフレーバーティーは2種類。
・カラメルバナーヌ(名前のとおりバナナの香り。)
・アーモンドトフィー(チョコレート系の甘い香りはこれからの季節にぴったりです!)
どちらも「かわいい」香りです・・・。
お好みであたためたミルクを加えてどうぞ!
→【葉のしずく】

そして、今回も益子・パンドムシャムシャさんのパンを土・日・月曜日限定で販売中です!
粉の味がしっかり分かる丁寧につくられたパンは、何度でもリピートしたくなる美味しさです。
今年4回目の冬を迎えるムシャムシャさん。カフェスペースやギャラリー&イベントも充実してます☆益子へ行かれた際には是非足を延ばしてみては如何でしょうか?
→【pain de mushamusha】

(yuza)
お3時前のお昼はこんな具合です

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加藤仁志さんのルリ釉リム皿にお手製パスタを

そして店内
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店主
今日もお空が青いから

「秋のお3時」展

月曜まで延長します!

店主

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